2019年6月19日 第41回 倫理と関係性マネジメント コンピテンシー |
さて、6月は、ラスベガスで、SHRM 2019コンファレンスが開催されます。 下記のメルマガでも解説した通り、今年の基調講演者の顔ぶれを見ると、 「立ち直る力」をどう発揮するかが大きなテーマになりそうです。 概要は、こちら NHKでも「逆転人生」という番組が評判ですが、逆転人生を実践できた人が
再度、「注目を集める時代になった」ということですね! 「人生は、何回でも挑戦してみるものです!」 ◆開催日:6月開催:2019/6/19(水) 19:00-21:30 ◆テーマ:グローバル人材マネジメントのグローバル標準になった、 6月テーマ:倫理概念 、もめ事の解消と 交渉プロセスの基本 6月は、倫理概念 、揉め事の解消と 交渉プロセスの基本をテーマにします。 SHRMコンファレンスでも、倫理概念、揉め事の解消は、一番ホットなテーマになります。 例え、組織の中では、倫理概念があっても、それを守らない人たちが沢山います。
経営幹部の一部にもいるのです。そんな時、皆さんはどう対処しますか? 上の人には、決して、逆らわないでは、HRプロとして、失格です。 これが続けば、悪い伝統となり、善良で優秀な人材は、去っていきます。 それも仕方ないと思いますか? 結局、人事総務の責任になりかねません。 それでは、どう対処するべきかが、最大の課題です。 出来るだけ、実践的なテーマで、欧米優良グローバル企業での事例では、どう対処しているのか、これからグローバル企業は、どうするべきかを、考えたいと思います。
皆さんの中で、貴重な経験を共有して頂ける方、是非、ご協力ください。元NHKの方が会員におりますので、逆転人生の番組で取り上げられるかも? |
2019年7月17日 第42回 コミュニケーション コンピテンシー |
2019年9月18日 第44回 ビジネスの先見性を伸ばすコンピテンシー |
11月は、JSHRM 月例会として、平河町の日本生産性本部にて、11月25日(月)に開催します。 ◆開催日:11月開催:2019/11/25(月) 19:00-21:30 ◆テーマ:グローバル人材マネジメントのグローバル標準になった、 11月テーマ:クリティカル評価コンピテンシー キチンと評価し、どうすべきかを的確に伝えるコンピテンシー
11月のテーマは、クリティカル評価コンピテンシーです。 つまり、キチンと評価し、どうすべきかを的確に伝えるコンピテンシーです。
これは、マネジャーが知っていれば良いコンピテンシーだと考えがちですが、マネジャーを指導する立場にあるHRプロは、当然わきまえておかねばならない大変重要なコンピテンシーです。 評価には、まず、パフォーマンス評価(業績評価)と、タレント評価(成長力評価)があります。 これらの評価をしても、その結果をきちんと伝えて、説明する責任があります。 この結果、また頑張ろうという気持ちになっていますか? もし、そうでなければ、やり方に問題があります。 このため、HRプロは、各マネジャーに改善、或いは是正を促す必要があります。 また、近年は、タレント マネジメントの普及により、タレント評価にも力を入れている企業が増加しています。 タレント マネジメント ソフトが色々のデータを作成してくれますので、それをベースに、キャリア達成の支援をするものです。 多くの社員がこのキャリア支援を期待しており、タレント マネジメントの対象を優秀社員だけでなく、広く一般社員にまで広げる動きが進んでいます。 こうなると、クリティカル評価コンピテンシーの重要性が,さらに高まります。
その中でも、色々のBias(思い込み)が存在するので、これを分析して、是正することが求められます。 この手法を各マネジャーに指導していますか? 次回は、多くのバイアス(思い込み)に関しても、学びます。
色々な全社的なプロジェクトを開始するには、まず、データの収集からはじまります。
また、共通人事データソースを収集するには、インタビュー、小集団聞き込み活動、各種調査活動、観察、既存データの活用があります。これら情報を整理して、現在の課題は何なのかを整理します。。 もし、タレント マネジメントの仕組みが出来ていれば、基本データの入手が、簡単にできますが、これがないと、それをまず構築する必要があります。 多くの課題を解析するには、静的データだけでなく、動的データを入手して、分析する必要があります。 どんな動的データをどの位の頻度で、どんな手法を使って、入手するのかの方針をたて、実行する必要があります。 この過程で役立つのが、People analyticsの手法になります。 今回の研究会では、People analyticsの基本を振り返りながら、職場でよくある課題に関して考えます。 人事がそんなことまで、やる必要があるのかとか、感じている方は、今回のセッションに参加して、色々な考え方があるということを知ることが出来ます。 例えば、 ・離職率が高い理由をさぐり、どうしたら改善できるのかを考えたい ・エンゲージメントが低い原因を探り、改善策を検討したい ・人事評価に、中心化傾向が見られる、現在のマネジャーの判断でよいのか?
・その他、皆さんの職場でよくある事例をお知らせください。 そのテーマに沿って、皆さんのご意見をお聞きしたいと思います。
◆参加費:月例会では、JSHRM会員・お試し会員共に無料、懇親会参加:1,000円 JSHRM会員でない方は、事前に、こちらからお試し会員登録して参加ください。 ◆会場: 〒102-8643 東京都千代田区平河町2-13-12 公益財団法人 日本生産性本部
(地下鉄 永田町駅から、徒歩7分)◆申込先はこちら。 |
12月 SHRMコンピテンシー研究会は、品川シーサイド駅直結の日立ソリューションB舘4階にて、開催します。 --------------------------------------------------------------------------
SHRMコンピテンシー研究会 2019年12月開催案内のお知らせ -------------------------------------------------------------------------- ◆開催日:12月開催:2019/12/18(水) 19:00-21:30 ◆テーマ:グローバル人材マネジメントのグローバル標準の、 SHRMコンピテンシーを一緒に学ぼう! 12月テーマ:戦略人事で、何を目指し、どう進めるのか?
12月からは、今までに学んだ、8つの行動コンピテンシーをベースに、13の具体的な事例に関して、どんなスキルやノウハウがあり、具体的にどう対処すべきかをテクニカル コンピテンシーとして学びます。 初回は、戦略的人事計画、つまり、戦略人事です。 戦略人事には、いろいろなものがありますが、一番大きな課題は、成長戦略であり、グローバル戦略です。 10月26日のJSHRMコンファレンスの基調講演されたメルカリの成長戦略は、典型的な事例でもあります。 また、健康経営、Delivering Happiness戦略もあります。 植物に例えて、枝とり戦略もあります。 植木の手入れを適時してないと、枝葉がぼうぼうに生えて、突然強力な台風がやってくると、ばったりと木が倒れてしまいます。 私の家でも、同様のことを体験し、日頃の手入れが如何に大切なのかを実感しました。 重要なことは、何か課題が見えてきたら、すぐに何をするべきか、その注目すべき視点をどんな手法で見つけ、それにどう対応するべきかをイメージできるテクニカル コンピテンシーを学ぶことです。 まず、基本となるPESTLE分析、SWOT分析、成長・市場シェアマトリックス、シナリオ分析、目標設定に必要なSMARTERの原則、プロジェクト マネジメント手法、枝とり作戦等、いろいろな手法を振り返り、
最適な選択肢を選びます。簡単な演習、職場でよくある事例でも考えますので、楽しみにしてください。 |
来年2020年は、オリンピック年でもあり、海外から多くの方が、日本に押しかけてきます。 これを機会に、優秀なグローバル人財に日本企業の魅力を知って頂く、絶好の機会になります。 しかし、優秀なグローバル人財は、どんな点に注目するのかを理解してますか?
これが的外れでは、折角のグローバル人財の採用活動が無駄になります。 SHRMコンピテンシーをきちんと理解して、優秀なグローバル人財にも、魅力あるふれる会社だと思ってもらえるようになりたいものです。 --------------------------------------------------------------------------
SHRMコンピテンシー研究会 2020年1月開催案内のお知らせ -------------------------------------------------------------------------- ◆開催日:1月開催:2020/1/22(水) 19:00-21:30 ◆テーマ:グローバル人材マネジメントのグローバル標準の、 SHRMコンピテンシーを一緒に学ぼう! 1月テーマ:人財獲得のコンピテンシーとは?
最近のニュースでは、IT系エンジニアに対する高い初任給が話題になりがちですが、良い人財を採用して、定着させるのに、一番重要な視点は、何だと思いますか? 一般的に、注目されているのは、給与だと思われがちですが、それとも企業ブランドですか、
それとも、自分のやりたい事が出来るかどうか、あるいは、自分の希望するキャリアを実現できるのか、どうかですか? 若い優秀なグローバル人材が期待しているのは、有名企業に就職できるとか、高い給与を得られるのかより、むしろ、自分が目指しているEmployee Experience(EX)が体験できるのかにかかっていると言えます。 それでは、これが実現できるかどうかをわかりやすく、楽しく、映像にて、伝えられるかであり、そのために、多機能化したスマホやSNS等の最新技術が大変役に立ちます。 1月のSHRMコンピテンシーでは、優良企業では、グローバル人財を採用するため、どんな採用活動を行い、どんな視点で、選抜しているのかを基本に戻り、考えてみたいと考えています。 国内の採用と違い、グローバル採用では、色々な手法がありますが、その中でどの手法が適しているのかを考えられるようになるためにSHRHコンピテンシーを学ぶことになります。
また、社内募集でも、同様の採用・魅力づけ手法が効果的なのかも考えてみます。 1月のSHRMコンピテンシー研究会は、品川シーサイド駅直結の日立ソリューションズタワーB 4階にて開催します。お間違えのないようにして下さい。 |
日本も緊急事態宣言を発令することになり、5月6日まで、「3密」の集まりを実施すること が難しくなったことは大変残念です。 すでに、在宅勤務を開始した企業では、Microsoft Teams等の会議用ソフトを活用し、テレワ ークを開始したのではないかと思います。 従い、4月22日には、熱心な参加者を中心に、接続実験と今後の進め方に関する意見交換を
オンラインで行い、5月20日から、正式にオンライン開催をスタートしたいと思います。 ソフトとしては、多くの企業にて、すでに標準的に使われているオンライン会議ソフト、
Microsoft Teamsを利用したいと思います。Office関連ソフトの連携が可能になります。 今後、テレワークが必要になった時にも、貴重な体験になります。 現在、こちらのサイトから、ソフトを無料ダウンロードできますので、準備ください。 今後の進め方に関して、従来のSHRMコンピテンシー研究会会員の方、および、申込頂いた方 には、メールにて準備事項をお知らせします。 --------------------------------------------------------------------------
将来志向のSHRMコンピテンシー研究会 試験的にオンライン会議で実施 -------------------------------------------------------------------------- ◆開催日:2020/4/22(水)19:00-21:30 試験的な接続実験と意見交換 ◆テーマ:将来志向のグローバル人材マネジメントを皆で考える研究会 しあわせ感が求められる時代のエンゲージメントとは? エンゲージメントという言葉には、色々な意味が含まれていますが、最近のエンゲージメント では、単純なやる気とか、熱中しているというだけでなく、充実感(fulfillment)があるのかが注 目されています。 この充実感には、 (1)組織への帰属意識が感じられるか、 (2)目標の達成に貢献しているのか、 (3)個人の成長があるのか、 という3つの視点があります。 また、燃え尽き症候群の増加に伴い、単純なエンゲージメントだけでなく、しあわせ感(well -being)も重要だとの意見が強まっています。 この関係性は、こちらに解説しました。 しかも、身体面、メンタル面、資金面、家族関係、社内・地域社会活動の5分野にて、 しあわせ感を感じているかどうかだとも言われます。 また、会社からのお仕着せ的なエンゲージメント改善ではなく、自らが参加・主導する道を 開くことで、新展開が拓けるものです。 上長が、褒めたから、エンゲージメントが改善するという単純なものではありません。 これからのエンゲージメントは、上から目線で、社員のやる気を引き出す活動をすれば良いと の発想から、現場や社員主体のエンゲージメント活動に進化させるには、どうすれば良いの かであり、これをどう進めるべきなのかを、次回のSHRMコンピテンシー研究会で考えます。 過去やってきたやりかたをそのまま実行するのでなく、新しい時代に対応するには、どんな コンピテンシーが必要なのかを考えます。 これからのSHRMコンピテンシー研究会では、過去やってきたやりかたをそのまま実行する のでなく、新しい時代に対応するには、どんなコンピテンシーが必要なのかという視点で考えま すので、楽しみにしてください。 ◆参加費:当面の間は、JSHRM会員・お試し会員共に無料とします。 また、JSHRM会員でない方は、こちらからお試し会員登録して参加ください。 本研究会の申し込みは、こちらから。 |