戦略的人材マネジメント研究会、開催案内のお知らせ!
2020年11月27日 戦略的人材マネジメント研究会 Resilient HRとは? |
コロナ禍が本格的に広がった今年3月には、コロナ対策小冊子として、Big Reset Playbook が、オンラインで、Josh Bersin Academy(JBA)から発表され、その後、Business Resilience、更には、続編のBig reset Revisited、Accelerating the journey to HR3.0の調査報告が、続々と発表されました。 コロナ禍をどう乗り切るべきかを、グローバル人材マネジメントの視点で分析した調査報告書 として、まれな存在と言えます。 JBAでは、これらの情報を活用して、すでに12種類の独自オンラインコースを提供してお り、すでに累計12,000名のHRプロが参加したそうですが、私(石川 洋)も、すでに9コース を修了、現在追加1コースに取り組んでいます。 次回の戦略的人材マネジメント研究会では、JBAコースの中から、回復力を引き出すHR (Resilient HR)と、それに関連する上記の各種調査報告を題材に、報告したいと思います。 パンデミックの時ほど、従来難しいとされたHRでの意識改革を、組織横断的に、全社的規模 で、ポジティブ思考で、推進する絶好の機会だとして、その実践的手法を公開しています。 コロナ禍で、問題が起きがちな53の視点に関し、調査をおこなった結果、10の視点に絞っ て採用、社内の意識改革を進めることで、高い効果が期待されるとの考え方です。 パンデミックに対応する4つのステージにおいて、その問題点、各ステージを進化させるに は、どうすべきか、安全(safety)と健康(health)、更には、しあわせ感(Wellbeing)を含め て、どのように働きやすい職場をつくれるのかを大変わかりやすい事例で、解説します。 参加の皆さんとオンラインで会話するのを楽しみにしています。 なお、参加費は、JSHRM会員の方は、1000円、一般の方は、2000円になります。
■ 開催日:2020年11月27日(金)19:00-21:30 19:00-21:30 グローバル人材マネジメントの最新動向を学ぶ研究会 回復力を引き出す人事(Resilient HR)とは? ■報告者: 日本人材マネジメント協会JSHRM 執行役員 石川 洋
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2020年9月29日 JSHRM月例会 HRテック 現実と将来 Part2 |
お陰様で、2020年、5月20日、および、5月22日のオンライン研究会は、過去最高の 参加者を記録しました。 技術の急速な発展により、距離を超えて、簡単に、オンラインセミナーを楽しめる時代に
なったお陰です。 すでに緊急事態宣言は、解除されたものの、一度オンライン研究会を経験すると、多くの方
が、これからもオンライン開催を希望される方が、多いこともあり、 また、次回の戦略的人材マネジメント研究会は、9月のJSHRM 月例会を兼ねますので、 これもオンライン(今回は、Zoom使用)にて開催しますので、関西の方、九州の方、仙台の 方、シンガポールのJSHRM会員の方も参加可能です。 5月22日の戦略的人材マネジメント研究会は、Part1として、HRテックの概論をわかりやす
く解説しました。 SHRM2020コンファレンスは、サンディエゴ会場がカルフォルニア州当局の方針により、使 えなくなり、やむなく中止になりました。 従い、 9月29日の月例会では、ATD及びSHRMにて発表された、HRテックの事例をご紹介し ます。 SHRM2020 Talent Management, Virtual Conferenceでの事例及び、 SHRM2018、2019コンファレンスでのHRテック事例、更には、2020年6月開催の ATD Virtual Conferenceでの事例の一部を報告させて頂きます。 ■ 開催日:2020年9月29日(火)19:00-21:30 19:00-21:30 HRテックの現実と将来、Part2 SHRM 2018/2019コンファレンスでのHRテック関連事例 他 日本のユーザーにも参考になるHRテック最新事例 他 ■報告者: 日本人材マネジメント協会JSHRM 執行役員 石川 洋
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2020年5月22日 HRテック 現実と将来 Part1 |
ご存知の通り、日本にもいよいよ緊急事態宣言が発令され、「3密」を減らす様にとの要請がで ました。 従い、4月の戦略的人材マネジメント研究会は、取り敢えず、5月に延期することにします。
19:00-20:40 HRテックの現実と将来、 従業員体験(EX)をHRテックで実現するには! 20:40-21:20 会員の方からの質問とご意見
21:20-21:30 次回の進め方、他 ■会場: 日本生産性本部 セミナー室
■参加費:JSHRM会員・お試し参加者は1000円、 一般参加者: 2,000円 申込みは、こちらまで。 3月30日号の日経ビジネスでは、「経営改革の最終兵器、DXとは何?」の特集記事が掲載さ れました。このDXは、Digital Transformationの略で、経営改革を行う手段として、注目 されている重要なテーマになります。 このDXをHR分野で実践しようとしたものが、HRテックです。
DXは、2004年に提唱され、決して新しい理念ではありません。 しかし、社内での多くの誤解やソフトの機能の未熟さ、ソフトの使い勝手の悪さが原因して、 DX普及が進まなかった経緯があります。 そのうまく行かなかった理由の分析、社内での抵抗勢力の状況を分析している大変興味深い、 意欲的な記事になります。 本気でDXを導入した先進企業が大きな成長を遂げており、遅れをとった企業は、忘れさられて いくことになると、過去の実績が示しています。 今後、HRテックは、グローバル人材マネジメントの中核になる基本トレンドとも言えま す。 次回の戦略的人材マネジメント研究会では、どうすれば、HRテックのスムースな導入が可能 になるのか、我々は、どう立ち回るべきかを考えたいと思います。 さて、JSHRM 機関誌インサイト2020年4月号にて、「HRテックの現実と将来、従業員
体験(EX)をHRテックで実現するには!」と題して、紹介記事を掲載しています。 この記事にて、HRテックの現実と将来の可能性の一端を紹介する予定ですが、この中身を もう少しジックリと知りたい方、具体的にどう進めたら良いのか質問がある方、他のJSHRM会 員の方の意見も、参考までに、聞いてみたいと考えている方のために、今回の機会をつくりまし た。 ここ数年のHRテック関連情報を収集すると、何と200枚ほどスライドになりました。 この内容を要約して、記事にしたものですが、あまりの多くの情報が含まれているため、 ご紹介できなかったものが沢山あります。 その中には、Josh BersinによるHRテック予測情報、SHRM2017-2019コンファレン
スでのPeople analytics関連発表資料、IBM, Microsoft, Google等での展開事例等々。 更には、多くの皆さんが興味を持たれるであろうHRテック関連情報、これからは、こんな準 備をする必要がありそうだという情報等々をお知らせしたいと思います。 JSHRM会員からのご意見、ご希望があれば、事前に連絡ください。 詳しい情報も用意させて頂き、みなさんと議論をしたと思いますので、遠慮なくお知らせ下さ い。 |
2019年11月16日 SHRM e-learning library 視聴報告会 |
今年は、SHRM e-learning Libraryへの掲載が、例年と比べて、多少遅れて、200セッションほど、掲載されています。 9月の報告会では、報告できなかった多くのセッションがありますので、11月の戦略的人材マネジメント研究会では、これらのセッションの中 及び SHRM2019 タレント マネジメントコンファレンスから、最近の動向から、何を学べるのかを深掘りして、11月16日(土)に報告させて頂きます。 一回の報告会では、200セッションある中から、精々、8-9セッション位しか、報告できませんが、この他に、興味あるセッションが多々あることもあり、皆さんから、興味ありそうなセッションをお知らせ頂ければ、こちらにて、検討結果を報告させて頂きます。 9月の月例会にて、お渡しした資料の中で、SHRM2019年次総会での面白そうなセッションリストが含まれていますので、興味をお持ちの方は、早めに連絡ください。 SHRMでは、参加されない方でも、$220程度の低料金で、2017-2019年までのSHRMコンファレンスの700セッションを閲覧可能になります。 その中には、9月の報告会で報告したザッポスでの「しあわせ論」のベースになった考え方に関して、ザッポスの企業コンサルである香港系米国人、Jenn Limによる発表が含まれています。ザッポスの社長は、台湾系ですが、香港系米国人 コンサルが米国企業での「ワクワク職場」の実現への指南役を果たしたことになります。 それだけ、香港、台湾系米国人は、米国企業でのわくわく職場の実現に大きく貢献していることを示しています。 その他、HRテックの最新動向、高収益企業と一般企業は、何が違うのか?、無意識な思い込みを改善するには?、航空宇宙産業での有力企業BAEシステム社での人事データ分析手法の事例は、大変すばらしい事例であり、日本企業もぜひ参考にするべきでしょう。 今年は、忙しくて、SHRMコンファレンスに参加できなかった方も、SHRMコンファレンスでの議論やその概要を知る、大変良い機会になります。 現在の暫定的アジェンダを、下記に提示しましたので、参考にしてください。 当日は、参加者の皆さんのご希望の強いものを中心に、解説する予定です。 なお、SHRM2019コンファレンスの基調講演に関しては、こちらを参照ください。 また、SHRM2019コンファレンスの視察報告会の資料は、こちらから、ダウンロード可能です。 積極的なご意見をお待ちしております。出来うる限り、ご希望にそうようにしたいと思います。 ■ 開催日:2019年11月16日(土)15:00-18:00 15:00-16:30 SHRM2019コンファレンス及び、SHRM2019タレント マネジメント
SHRMコンファレンスの注目セッションから、何を学んだのか? 16:40-17:40 会員の方からのご意見と感想(数名) 17:40-18:00 次回の進め方、他 ■会場: 株式会社スマートビジョン本社 2階セミナー室
東横線・大井町線 自由が丘駅 徒歩8分、世田谷区立八幡中学正門前 |
2019年9月30日 JSHRM月例会
SHRM2019コンファレンス視察報告会 |
今年は、JSHRM月例会として、9月30日(月)に日本生産性本部にて、SHRM2019コン ファレンス 視察報告会を予定しております。 従来のSHRM人材マネジメント年次総会ですと、離職率の改善、職場への定着、ブランドイ メージの改善、人材開発、キャリア支援等が主要テーマでしたが、最近のコンファレンスで は、魅力的なベネフィットや職場環境、飛躍的成長支援、異文化の優秀人材にも魅力的な企 業になるための支援等のテーマが増えました。 特に、People analyticsを活用して、従業員や有望顧客の行動形態を分析して、人財採用、 ブランディングの強化に役立てる事例も増えています。 国内のIT人材だけでは、競争力を維持できないので、インドや中国、東南アジアの優秀人財に
魅力的な企業として、注目されるための努力が注目を集めています。つい最近のNHKの特集で も、メルカリが、インド工科大学ITでの募集活動が報道されました。 最近では、初任給で2000−3000万円の話がありますが、多くの学生は、給与より、職 場環境、仕事内容に興味があると言えます。 SHRM2019コンファレンスでも、どのように意識改革を行ったのか、職場での意識改革がな されたのかを示すものが多くみられます。これこそが、宣伝文句になり、優秀人材を惹きつける 重要な要因になります。 その中でも、ザッポスの職場風土をお手本にする事例、マイクロソフトのように、個人のスキ ルや学歴より、チームワークや、人材を育てることができる人材を求める所が増えています。 次回のSHRM2019報告会では、下記に示した10の事例に示した通り、皆さんの会社で役だち
そうな事例を取り上げ、参加者のご希望の強い事例を中心に解説させて頂きたいと思いますが、 他に興味ある分野があれば、SHRM e-learning libraryの情報から、最新情報を入手して、お 知らせしたいと思います。 ご意見を遠慮なくお聞かせください。 通常、9月上旬頃には、SHRM e-learning libraryに、SHRM2019コンファレンス関連のセッ ションが掲載されます。 特に、IT分野では、今後のグローバル人材マネジメントの動向に遅れをきたすと、成功の軌道 に乗ることは難しくなりますので、是非、参考にして頂きたいと思います。 多くの方の参加をお待ちしております。
■ 開催日:2019年9月30日(月)19:00-21:30 19:00-19:40 SHRM2019コンファレンスでのグローバル人材マネジメントの最新動向 19:40-20:20 注目を集めたメトリックスや人材解析の最新動向 20:20-20:50 SHRMコンファレンス参加者からの感想(数名の方からの感想)
20:50-21:30 懇親会 ■ テーマ: SHRM 2019 コンファレンス ラスベガス大会、視察報告会 激動する市場環境でも、飛躍的な成長を遂げる人財戦略とは? ■報告者: 日本人材マネジメント協会JSHRM 執行役員 石川 洋
他、数名のSHRM 2019コンファレンス参加者からの報告 ■会場: 日本生産性本部ビルの第5セミナー室 |
2019年6月15日 第59回 SHRM2019コンファレンス 事前勉強会 |
今年は、6月23ー26日まで、SHRM2019コンファレンスが、ラスベガスで開催されます。これに合わせて、事前勉強会を下記日程にて、開催しますので、SHRM2019に参加される方も、されない方も、これからのグローバル人材マネジメントの最新動向を把握するために、参加ください。 綿密な事前調査による検討結果を報告しますので、生きた役立つ情報源として、ご活用ください。 今年のSHRM2019コンファレンスのテーマは、Creating better workplaceですので、働き方改革がテーマなのではないかと思いがちですが、日本での動きとは、異なり、より具体的、実践的なやりとりが繰り広げられます。
個別セッションでの、幅の広さ、中身の濃さ、事例の多さが違うのです。 「社会の分断」が進んでいると言いますが、職場では、目標を共有することにより、多様な顧客のニーズの、捉え方や考え方の違う従業員たちがどう進めるかであり、一つの方向にまとめているかは、多数決の世界、上長が決める古いマネジメント手法では、社員のワクワク感は、実現できません。 それでは、どうすべきかのヒントを得る絶好の機会が、世界最大の人材マネジメントの祭典(約2万名参加)としてのSHRMコンファレンスの存在意義なのです。 ■ 開催日:2019年6月15日(土)15:00-18:00 ■テーマ: SHRM 2019 コンファレンス ラスベガス大会、事前勉強会
ATD コンファレンスと SHRMコンファレンスの違い SHRM2019コンファレンスのメイン トピックス SHRM メイン テーマ別、ここが見どころ、これは見逃せない
■報告者: 日本人材マネジメント協会JSHRM 執行役員 石川 洋 ■会場:株式会社スマートビジョン 本社 セミナー室 〒158-0083 世田谷区奥沢7-48-11 世田谷区立八幡中学正門前 ■参加費:JSHRM会員・お試し参加者は1000円、 一般参加者: 2,000円
今年のSHRM2019コンファレンスでは、成功と挫折を味わった経験豊富な男性2人と女性2人の基調講演者が登場します。ウェブ上では、若かりし頃の写真が登場します。概要は、こちらをごらんください。
初めてSHRMコンファレンスに参加しても、その一断面しか見ることはできません。 例えば、色々とレーティング廃止論ばかりを聞いていた方が、2017年のSHRMコンファレンスに参加した時、評価のレーティング廃止の議論を余り見る機会がなかったので、もともと、懐疑的だったこの方は、所詮無理なことは、諦めた人が多いと一方的に思い、他の人にもそれを報告したそうです。 この人事考課手法の見直しの動きは、2010年以前から、多く議論されてきたもので、2012年ごろに、ANSI版のパフォーマンス マネジメントの標準が認可された頃から、大きな議論が湧き上がりました。
これは、タイミングはずれの年一評価、説明責任の不十分さ、マネジャーへの大きな負荷があり、社員だけでなく、マネジャーからも不満が多かったことから、基本原則を定めたことには、大きな抵抗はありませんでした。 その中に、この標準化の中には、レーティングを廃止することは、含まれていません。 それより、上長だけが、部下を評価する方法にどれだけの意味があるのかの議論が強く、従来の一方的な評価していては、メンバーの意識高揚の面で、どうだけ効果があったかどうかが問題視されていたのです。 社員に問題があるからという発想より、マネジャー、現場リーダーが、早めに問題を気づかせ、自ら解決策を見出し、効果的フィードバックが出来ているかが大きな課題で、マネジャーや現場リーダーからのフィードバックの効果性や、メンバーからの意見を引き出しながら、現状把握することが重視されています。 グーグルでのOxygen projectは、このために発足したものです。 また、People analytics等の技術の進化により、各マネジャーの負荷を減らし、情報の自動集計を実現し、People dataを開示することで、皆に改善を促すことで、社員の意識を高める流れが進み、多くのタレント マネジメント ソフトの一機能として含まれ、普及していきました。
いまでは、先進IT企業の多くでは、マネジャーが部下の評価権を振りかざすより、日頃からのフィードバックを重視するのは、当然のことになっています。これも便利なフィードバック ツールの急速な進歩による所が多いと言えます。 また、会社によっては、AIの力を借りて、簡単にマネジャー・リーダーの効果性や、メンバーの意識状態の現状把握ができるようになったので、より多くの視点で分析し、皆で対策を考える仕組みになった所もあります。 これは、従来より、上司のレーティングという形ではなく、AIを活用することで、より多くの視点で分析する様になった企業もあります。 マネジャーによる部下評価だけでなく、チーム全体で見守る仕組みにすることで、以前より気づきの機会が増えています。これは、儀式としての評価ではなく、社員を巻き込んで、皆で考える仕組みにすることで、職場が前向きに関与する機会が増えているかどうかが重要なのです。 SHRMコンファレンス 事前勉強会では、何が正しい、間違っているとの議論や、欧米企業では、どんなツールを使っているとかの議論ではなく、多くの職場では、どんな課題があり、なぜこんなに注目を集めているのか、その背景を知り、それをどう克服してきたのか、現実をよりきちんと見る目を養うお手伝いをしています。
試験に合格したり、上長からよい評価を受けることだけが重要だとする考え方から、早めに脱して、人間として、成長するには、将来、本当に役立つキャリアを習得するには、どうすべきかを考えることです。 この支援を現在の職場でできているのかが、大きな課題になります。 もし、これを改善できれば、ワクワクする職場が実現できるのです。 ATDの世界しか知らない人事総務の関係者、各事業部の人材育成担当の方、 グローバル人材マネジメントの最新情報に興味をお持ちの方は、是非参加ください。
概要は、SHRM2019コンファレンス事前予告のメルマガをご覧ください。 戦略的人材マネジメント研究会の申し込みは、こちら。 |